東日本大震災を忘れないための3作品

ノンフィクション『遺体-震災、津波の果てに』石井光太著
まずは、書物から。被災者が救援者にならなければならない状況がリアルに描かれている。三陸の港町釜石の避難所兼遺体安置所の10日間の極限状況が描かれている。ニュースで報じられたことはごくごく一部で、伝わってこなかった一部がこの本を通じて知ることが出来ます。対象者を数人に絞り、筆者の考えというか思い込みが極力排除され、事実のみが綴られているからより迫力を増して伝わってくるものがありました。現実は美談ばかりではなかったことも書かれています。

2018031101遺体

映画「遺体 明日への10日間」
上記書籍の映画版。ニュースでは描くことができない描写が映画では可能である。映画では、ニュースで放送されていた、津波の状況や廃墟となった街並みの描写は無かったと記憶しているが、避難所となった体育館の様子や肉親が亡くなり悲しみに打ち拉がれる被災者。それに寄り添う被災者の葛藤や余震の恐怖など、あのような場面に自分が置かれた場合、何が出来るのだろうかと当時は考えさせられた。

2018031102遺体

音楽「stay alive」長渕剛
2月中頃からの車内のBGMはこのアルバムのことが多い。震災後、2〜3年は、亡くなった人々へのレクイエムの曲「愛おしき死者たちよ」や被災者に寄り添う曲「ひとつ」が印象に残っていたが、「原発を止めろ」と静かに歌われる曲「カモメ」や荒れ果ててしまった街で暮らしも何もかもが0以下になってしまったとしても、希望を持って空を見上げる曲「6月の鯉のぼり」のような歌の歌詞に、2012年発表当時にすでにこんなところまで彼があの時の震災を捉えていたのだなと思う。

どこへ行けばいいどこへ立ち向かえばいい 僕たちは誰に道を 聞けばいい
なーんにもないこの青い空に 遅れてきた6月の 鯉のぼり
僕たちはいつになったら帰れるの あの美しい故郷の 家に帰りたい
水平線を泳ぐ鯉のぼり あの故郷に帰れる 日はいずこ
「6月の鯉のぼり」より

日本に生きていれば誰もが被災者になるかもしれない。人ごとではない。震災の前の年の8〜12月まで僅か5ヶ月だったが、仙台に住んでいた。ひょっとしたら自分はあの地震で死んでいたかもしれなかった。この時期はそんなことを考える。

2018031103遺体

▼原口剣太郎(ぐっさん)フェイスブック(フォローは遠慮なくどうぞ)
※友達申請は簡単な自己紹介をお願いします。
https://www.facebook.com/kentaro.haraguchi

▼登山ガイド原口剣太郎フェイスブックページ(イベントにガイド日程掲載:いいね!お願いします。)
https://www.facebook.com/DengShangaidoYuanKouJianTaiLang/?timeline_context_item_type=intro_card_work&timeline_context_item_source=100002608004267&pnref=lhc

▼ぐっさんツイッター(フォローどうぞ。基本フォロー返し)
https://twitter.com/yamaguidegussan

▼インスタグラム(フォローどうぞ。基本フォロー返し)
https://www.instagram.com/yamaguidegussan/?hl=ja

▼日本の山の四季を紹介しているセルフマガジン「山が好きvol.1」無料配布中!下記申込フォームにご記入下さい。無料で郵送します。
申込フォーム

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

原口剣太郎(ぐっさん)

Author:原口剣太郎(ぐっさん)
年間約200日の登山を中心としたアウトドア活動(ガイド引率約150日)をこなす、登山ガイドのほぼ毎日更新ブログ。登山報告や日常生活に役立つアウトドアテクニック、趣味(写真やサッカーの話)など様々な話題を提供します。
日本の自然は世界的にみて、とても希少で貴重なものです。山を通じて自然の素晴らしさや楽しさを伝えています。山登りを楽しむにはちょっとしたコツが必要なので、歩き方や装備のことや楽しみ方も合わせてお伝えしています。

ガイド歴
・日本百名山90座登頂を含む国内のほぼ全ての山域を踏破
・キリマンジャロ登頂(5回)を含む海外トレッキング経験多数
(ネパール・パキスタン・タスマニア島・ニュージーランド・中国・台湾の山々・トレッキング等々)
・学校登山などの児童や学生(小学生から高校生)の野外体験活動引率歴多数
・苗場プリンスホテル「雪の家」における幼児・小児の屋外体験活動に携わる
・テレビ番組撮影のお手伝い 等々

サービス内容
・長野県・群馬県を中心とした日本の山・ハイキングのガイドや手配
・海外登山・トレッキングのガイドや手配
・野外活動を通じた子供達の環境教育、自然体験プログラムの作成や運営・お手伝い
・自然体験活動を通じた企業研修等のお手伝い
・旅行会社や各種団体様への登山プランの作成・手配
・テレビ番組の撮影取材への同行、ガイドブック等執筆に関するの素材提供(写真&文章)
・異業種とのコラボ企画の共催(撮影×登山)

資格
・公益社団法人日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド ステージⅡ
・環境省自然公園指導員
・尾瀬自然ガイド・登山ガイド
・総合旅行業務取扱管理者
・一般旅行業旅程管理者
・日本山岳ガイド協会危急時対応技術指導員

ガイド料金
・半日行動(行動時間概ね2時間以内):10,000〜20,000円/日
・終日行動(行動時間概ね2時間以上):20,000〜30,000円/日
※交通費・宿泊代等の実費は上記料金に含まれません(詳細お問い合わせ下さい)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

原口剣太郎(ぐっさん)

Author:原口剣太郎(ぐっさん)
年間約200日の登山を中心としたアウトドア活動(ガイド引率約150日)をこなす、登山ガイドのほぼ毎日更新ブログ。登山報告や日常生活に役立つアウトドアテクニック、趣味(写真やサッカーの話)など様々な話題を提供します。
日本の自然は世界的にみて、とても希少で貴重なものです。山を通じて自然の素晴らしさや楽しさを伝えています。山登りを楽しむにはちょっとしたコツが必要なので、歩き方や装備のことや楽しみ方も合わせてお伝えしています。

ガイド歴
・日本百名山90座登頂を含む国内のほぼ全ての山域を踏破
・キリマンジャロ登頂(5回)を含む海外トレッキング経験多数
(ネパール・パキスタン・タスマニア島・ニュージーランド・中国・台湾の山々・トレッキング等々)
・学校登山などの児童や学生(小学生から高校生)の野外体験活動引率歴多数
・苗場プリンスホテル「雪の家」における幼児・小児の屋外体験活動に携わる
・テレビ番組撮影のお手伝い 等々

サービス内容
・長野県・群馬県を中心とした日本の山・ハイキングのガイドや手配
・海外登山・トレッキングのガイドや手配
・野外活動を通じた子供達の環境教育、自然体験プログラムの作成や運営・お手伝い
・自然体験活動を通じた企業研修等のお手伝い
・旅行会社や各種団体様への登山プランの作成・手配
・テレビ番組の撮影取材への同行、ガイドブック等執筆に関するの素材提供(写真&文章)
・異業種とのコラボ企画の共催(撮影×登山)

資格
・公益社団法人日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド ステージⅡ
・環境省自然公園指導員
・尾瀬自然ガイド・登山ガイド
・総合旅行業務取扱管理者
・一般旅行業旅程管理者
・日本山岳ガイド協会危急時対応技術指導員

ガイド料金
・半日行動(行動時間概ね2時間以内):10,000〜20,000円/日
・終日行動(行動時間概ね2時間以上):20,000〜30,000円/日
※交通費・宿泊代等の実費は上記料金に含まれません(詳細お問い合わせ下さい)。

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR